エンジニアが起業するときによくある問題が、企業に勤めていた頃よりも収入が減ってしまうことだ。
収入が減ってしまうのは、取引先の確保が十分ではない状況にある可能性が高い。
このような状況に陥らないためには、独立する前の準備が必要になる。
その大事な準備の一つが、人脈を広げることだ。
企業に勤めている段階で、上司や同期、部下に自分が独立したときの取引相手になってもらえるように頼んでおくと良いだろう。
他にも、自分が企業に勤めている間に他社との繋がりを作っておくと良い。
他社の社員にとって自分は信頼できる相手であるとアピールしておくことで、独立したときに交渉をスムーズに行えるようになる。
このように、自分がフリーランスのエンジニアになることを想定した上での行動が、独立後の収入源を確保することにつながる。
既に起業してしまってから収入の悩みを抱えている場合に、積極的な営業を行うと良い。
飛び込み営業を行って新たな取引先を増やしていくことで、収入が安定しやすくなるだろう。
また、既存の取引先との交渉の際、自分の技術力や実績をアピールするのも効果的だ。
自分をアピールすることで、取引先からの評価が上がる可能性がある。
取引先からの評価が上がれば高単価な案件を獲得できるチャンスが増えるため、収入アップが見込める。
他の改善方法としては自分の働き方を改めるのも有効な手段だ。
得意なジャンルの仕事ばかりを選んでいる場合は、収入が増えにくい場合がある。
その場合、苦手なジャンルへの挑戦も必要になる。
このように、事前の準備や新しいことにチャレンジする姿勢を忘れなければ、独立後も継続して案件を獲得することができるうえ、収入アップもアップするだろう。